第9巻1676番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1676番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1676番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (大寳元年辛丑冬十月太上天皇大行天皇幸紀伊國時歌十三首) |
原文 | 勢能山尓 黄葉常敷 神岳之 山黄葉者 今日散濫 |
訓読 | 背の山に黄葉常敷く神岳の山の黄葉は今日か散るらむ |
かな | せのやまに もみちつねしく かむをかの やまのもみちは けふかちるらむ |
英語(ローマ字) | SENOYAMANI MOMICHITSUNESHIKU KAMUWOKANO YAMANOMOMICHIHA KEFUKACHIRURAMU |
訳 | 背の山はいつも美しい黄葉が散り敷いている。あの神岳の黄葉もきょうあたり散っているだろうか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 雑歌、持統天皇、文武天皇、行幸、羈旅、紀州、和歌山、望郷、地名、大宝1年10月、年紀 |